平成28年度都立高校入試問題(作成:東京都教育委員会)第3問

 
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2次関数と平面図形の複合問題です。問1と問2は例年出題されている基本問題なので解説は省略します。

それでは、問3を見てみましょう。

 

まずは代表的な解き方から。放物線上の点を文字を使って表し、面積の式を立ててしまいます。どこが底辺になっていて、どこが高さになっているかをよく考えて下さいね。△AOPについてはAOを底辺、△CBPについてはBCを底辺と考えています。するとそれぞれの高さが「点Pのx座標」と「点Cのy座標から点Pのy座標を引いたもの」になります。

グラフ上の点を文字を使って表すことや座標内の長さを各点の座標から考えることに慣れておく必要があります。

それでは別解も1つ紹介しましょう。

 

2つの三角形の底辺の長さが同じであることに気付けば、これだけの式でも大丈夫です。底辺の長さが同じなら面積比はそのまま高さの比になりますよね。

<総評>教科書レベルの問題をしっかり練習しておけば十分取れる問題だと思います。

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