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平成25年度都立日比谷高等学校自校作成問題(都立日比谷高等学校作成)第4問

 
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空間図形の問題です。しっかりと辺や面の位置関係が見抜けるかがポイントになります。

それでは問1から見ていきましょう。

 

点Pから辺EFに引いた垂線の足をIとすると、PI=IF=1になっているのがわかりますか?三角形PIFも三角形AEFと同じく直角二等辺三角形ですよね。あとは四角形PIGKが長方形だとわかれば、解答のようにすぐに答えが出ます。

続いて問2です。

 

点M,N,Kの取り方を見ると三角形MNKは正三角形になっているということがわかります。なのでPK⊥MNです。さらに正三角形なので角MNKは60度。2:1:√3が使える。ここまで見抜ければあとは簡単でしょう。

正三角形の1辺の長さがわかればPNはその半分。PNがわかれば辺の比から、PNを√3倍すればPKになる。これで底辺も高さもわかったので答えが出ます。

別解というほどではありませんが、正三角形の1辺を求めた後、正三角形の面積を一般式(以前の記事で紹介した式)から求め、その半分を答えとしても問題ないでしょう。

では最後に問3です。

 

比で求めようか、どこを底面にしようかということをこの手の問題では一番最初に考えます。そして面が傾いていてわかりづらいですが、点PからLFに垂線を引けば、それが高さになると見抜ければ、まずはOK。とりあえず底面の面積を求めてしまいましょう。

次にPQの長さを求めるのですが、図の中だと見にくいので、平面図形として取り出します。これでだいぶ見やすくなりましたね。等しい角に印を付けると、相似な三角形がいくつも出てきました。証明問題ではないので、証明部分は手抜きで書いてしまいましたが、解答のように辺の比からどんどんPQまで求めることができました。これで体積が求められます。この問題のポイントは2つ。高さがPQになると見抜けるか、そしてPQをどう求めるか。短い時間でここまで見抜くのはなかなか大変です。忍耐強くこの手の問題を多く解くことでしか身に付いてこない部分でもあります。

<総評>日比谷高校の問題をまとめて解説してみました。日比谷の自校作成問題は「受験生の平均点」で50点前後です。制限時間的にも100点というのはほぼ不可能なのではないかと思います。記述式の問題を除くと合計で70点。これだけに絞って70点取れたら、受験生の平均を20点越えたことになります。まずはこの70点を目標に頑張る、そして記述式でさらに加点を狙い差をつけるというのが、合格へ向けてのこの学校の数学の攻め方だと思います。

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